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レドリルAdventure
■第18話 いまそこにいる僕2
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■第09話 新たなる旅立ち3
■第08話 新たなる旅立ち2
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■第04話 惑星型人工衛星ヌーム
■第03話 旅立ちという名のレクイエム3
■第02話 旅立ちという名のレクイエム2
■第01話 旅立ちという名のレクイエム1
■第00話 旅立ちのプレリュード


頭の中の13号
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ヤマトであそぼう
■第55回 2000/02/15
こだまアドベンチャー
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ミライザーバンあらすじ 終
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ミライザーバンあらすじ 15
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ミライザーバンあらすじ 10
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続・目から鱗がとれちゃった話
■第25回 1999/06/05
かってに解読
■第34回 1999/10/16
ビックリドッキリメール 4月
■第20回 1999/04/18
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■第19回 1999/04/18
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■第17回 1999/03/21
目から鱗がとれちゃった話
■第13回 1999/02/21
GREAT PEOPLE 4
■第12回 1999/02/21
愛する“モノ”への鎮魂歌?
■第10回 1999/02/07
漢字の反乱III(完結編)
■第 9回 1999/01/30
Galaxy Detective 999
■第 8回 1999/01/30
漢字の反乱II
■第 7回 1999/01/25
漢字の反乱
■第 6回 1999/01/21
GREAT PEOPLE 3
■第 5回 1999/01/21
GREAT PEOPLE 2
■第 4回 1999/01/21
GREAT PEOPLE 1
■第 3回 ????/??/??
銀河てちゅどう999 3
■第 2回 ????/??/??
銀河てちゅどう999 2
■第 1回 ????/??/??
銀河てちゅどう999 1

銀河鉄道 Another Journeys レドリルアドベンチャー

−前回のあらすじ−
 グレインに到着したら,超特急の乗客がさらわれてしまった。

第009話 新たなる旅立ち その3

二人は大きな屋敷の裏手にいた。黒服の女性がとらわれている屋敷だ。 小声で話しはじめた。 ロッテ 「よし,二手にわかれるぞ。      おまえはここの裏口から入るんだ。オレは正面から行く」 少年  「え,二手?」 ロッテ 「ん。目的は敵を倒すことじゃなくて,救出だ。      だから二人して同じところから入っても敵が増えるだけで意味がない。      だからオレが正面で敵を引き寄せるから,おまえが裏口から入っていけばいい」 少年はもっともだと思い,うなずいた。 すると,ロッテは少年に一丁の銃を差し出した。 ロッテ 「おまえにこれを渡しておく。敵にあって,丸腰じゃ話にならないからな。      旧式だが威力はある。敵にあったら,遠慮なく撃て。      ただし,弾数に限りがあるから,ほどほどにな」 少年は銃を受け取ると少し戸惑い気味だった。 それもそのはず,彼は銃を扱ったことがなかったのだ。 ロッテは少年に尋ねた。 ロッテ 「銃を使ったことは?」 少年  「……ありません……」 ロッテ 「そうか……。撃つときは,先っちょにある出っ張りな,この出っ張りを      手前の……これな,この中心にあわせて照準をあわせる。      そうしたら引き金を引く。以上。あとは習うより慣れろ,だ。」 少年  「わ,わかりました……(汗)」 少年はカチコチだ。 ロッテ 「固くなるなよ」 少年  「あ,は,はひ」 ロッテ 「……f^^;)      しようがないなぁ……息吸って〜」 少年  「え?」 ロッテ 「いいから言う通りにしてみ。息吸って」 ロッテ 「はい,吐いて〜」 ロッテ 「もう一度〜息吸って〜」 ばふー ロッテがいきなり屁をこいた!! 少年  「げほげほげへげへ…な,なにするんですか!!」 ロッテ 「ぷーくくくく,静かに,静かに,聞こえちゃうだろ(笑)」 少年  「あ,ごめんなさい。ってひどいじゃないですか(怒)」 ロッテ 「でも,力は抜けただろ(笑)」 少年  「そりゃ,抜けましたけど……(呆)」 ロッテ 「じゃ,オレが派手に合図するから,少ししてから入ってくれ」 そういうと,ロッテは正面入り口のほうへ駆けていった。 入り口のほうが少し騒がしくなって,なにやら一悶着はじめているようだ。 しばらくすると, ドォーーーーーーン という大きな音と振動があった。入り口のほうで煙が上がっている。 少年  「……あれが合図……f^^;) なるほど,“派手”か……」 少年は,裏口のトビラから中へ入っていった。
できることなら敵にあいたくない。
少年はロッテの
「目的は敵を倒す事じゃない」
という言葉を聞いて思った。
怖じ気づいたのではない。
優しい心がそう思わせたのだ。
−次回予告− 黒服の女性の救出に向った少年とロッテ。 そして展開は思わぬ方向に。 次回,第010話は「新たなる旅立ち その4」をお送りします。

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