インデックス
01.大いなる旅発ち
本編 スタッフ ML
02.マリーナの波紋
本編 スタッフ ML
03.火龍の炎
本編 スタッフ ML
04.戦士グレネーダーの魂
本編 スタッフ ML
05.トチロー・不滅のサムライ
本編 スタッフ ML
06.我が友ハーロック
本編 スタッフ ML
07.信ずるべき道
本編 スタッフ ML
08.マリーナ永遠の想い
本編 スタッフ ML
09.悲しみの星
本編 スタッフ ML
10.銀河の涯
本編 スタッフ ML
11.大テクノロジア
本編 スタッフ ML
12.終わりなき闘い
本編 スタッフ ML
13.誓い
本編 スタッフ ML
XX.マリーナ・ストーリー
本編 スタッフ
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コスモウォーリアー零 第13話「誓い」本編

○放送日
テレビ東京
09/28(金) 27:10〜27:40

アニメシアターX (スカイパーフェクTV Ch.729)
09/29(土) 11:30-12:00
09/29(土) 22:30-23:00 [再]
10/03(水) 16:30-17:00 [再々]
10/03(水) 26:30-27:00 [再々々]


ウォーリアス・ゼロ
マリーナ・沖副長
石倉静夫副長補佐
雷菅太砲術長
アクセルーダー新航海長
グレネーダー斎藤ではありません
バトライザー
フェイズ・ブレイカー通信長
海原武士機関長
ドクトル・マシンナー機械化人医者
火龍クルーの皆さん
ゼス・ヴォーダー
ヘルマティア
ハーロック
ヤッタラン
エメラルダス
トチロー
トリさん
ルビア
いろんな人なんかよくわからんが回想で逃げてた人達

○1回目のCM
・ロッテ アーモンドチョコレート
・ロッテ トッポ
・AT-X
・ユニバーサルポリドール マリンパラダイスDVDシリーズ

○ヘルキャッスルの脅威
先週からの続き。

ゼロ「勝ってみせる。いや勝たねばならない!」
ゼス「ふははは,死ね!」
ハーロック「撃て!!」

全艦の砲撃が,0.13秒の間隙を抜けてヘルキャッスルに直撃した。ヘルキャッスルは大破。爆発の衝撃で火龍が揺れる。

バトライザー「あ〜ら〜〜」
石倉「やりました!」
海原「おお,やったぞ!!」
ゼロ「やったか!!」
トチロー「やった! とうとうやった!! ……うわっ」
ハーロック「なんだと!?」

ヘルキャッスルの自己修復機能により,大破した部分が修復されていく。

ゼス「ふはははは,ふはははは,ふはははははは。それだけか愚かな人間どもめ! お前達はもうすぐ丸のみにされる運命だ。せいぜいもがき苦しむがいい。愚かな人間どもめが! ふはははは,ふははははは,ふははははははは」
海原「重力が消える間がわずか0.13では…敵の自己増殖を上回るスピードでの破壊は不可能ということか」
石倉「それじゃ,打つ手なしってことですか」
ゼロ“メインエンジンを止めて,どうやって戦えというんだ”
ゼス「愚かな人間どもめが,力をあわせるがいい。力をあわせてせいぜい苦しみもがけ。もがけ! 愚かな人間どもめが。愚かな人間どもめが! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね!」
砲撃,当たってしまいましたか。なんともふし〜ぎ〜。
集中砲火くらったとはいえ,あれだけ大破してしまうというのは,ヘルキャッスルの防御力っていったい……。それにしてもあれだけのヘルキャッスルの爆発による衝撃と破片で,火龍は無事なのかなぁ。


○さらばとか完結編とか。
ゼロ「セントエルモ砲を……セントエルモ砲,発射準備!!」
マリーナ「ゼロ……」
石倉「艦長!」
海原「艦長!」
ゼロ「なんとしても守らねばならない!」
「よっしゃ! セントエルモ砲発射準備ですばい」
マリーナ「セントエルモ砲,発射準備」
バトライザー「セントエルモ砲へエネルギー回路オープン」
火龍クルー「セントエルモ砲へエネルギー回路オープン」
海原「メインヘリウム3融合炉運転開始。機関出力120%に上昇。機関出力,125%に上昇!」
ゼロ「発射キーを俺のコンソールに移してくれ」
「発射キーば,移します」
石倉「いよいよですね,艦長」
アクセルーダー「操艦はまかせてください」
ゼロ「艦内マイクを,ON」
フェイズ「艦内マイク,ONにします」
ゼロ「全乗組員に告ぐ。艦長のゼロだ。みなここまでよく戦ってくれた。俺は君達を誇りに思う」
グレネーダー「俺もだぜ,ゼロ」
ゼロ「これより,最後の決戦に突入するにあたり,火龍艦長として最後の命令を伝える。よく聞け。すみやかに総員退艦し,テクノロジアの防衛軍に参加せよ。繰り返す。総員退艦!! これは命令だ!」
そのまま火龍ごとヘルキャッスルに突っ込むとか,ヘリウム3融合炉をそのままオーバーロードさせて火龍を自沈させるとか,そんなことを想像してしまいました。確かにクルーの安全確保のために退艦させるのは艦長の義務だし,いたっておかしなことではないのですが,大ピンチの時に全員を退艦させて最後の敵に挑むってのは,関係作品の中でも大昔にヤマトで使われてしまってるし(しかも1度じゃないし)ね。艦長席に発射制御をうつすってあたりも,まさにヤマトな感じだし。艦隊戦の参考にヤマトを見た脚本家が,これいいね,って使っちゃったとか?

○セントエルモ砲,発射準備
ゼロ「石倉,退艦の指揮をとれ」
石倉「自分は嫌であります」
ゼロ「お前の意見など聞いていない!! これは命令だ」
石倉「私は,イヤです」
「従うわけにはいかんですばい」
アクセルーダー「命令違反は不本意ですが,私もここに残ります」
ゼロ「いかん! 総員,退艦だ!!」
フェイズ「艦長!」
ゼロ「!?」
フェイズ「私は死ぬのが怖くて機械化人になったのですが,いまは怖いです。まるで機械化人になる前の人間に戻ったみたいです。喜びや悲しみや愛する気持ちを忘れかけていたのに。艦長,あなたのおかげでそれを取り戻すことができたのです。私も連れて行ってください」
ゼロ「馬鹿やろう,まだわからないのか!! だめだ!」

(マリーナさん回想シーン:第8話のラストシーン,ゼロとマリーナのラヴなやつ)

海原「何を言っても無駄じゃよ。みんな同じ気持ちじゃ。これ以上強情をはると,艦長,あんたこそ副長と一緒に艦から降ろされますぞ。ふはははは,ぶははははは」
マリーナ「……」
ゼロ「な,何を言っている…。そうか,わかった。俺に命を預けてくれるか」
クルー「こちら機関室。機関出力130%,いつでもOKです」
ゼロ「ようし,発射行程に入る。ハーロックに連絡してくれ」
フェイズ「デスシャドウ号にライン繋ぎます」
ハーロック「撃てるのか,ゼロ」
ゼロ「わからん。だがやるしかない。セントエルモ砲の発射行程に40秒が必要だ。その間,火龍はすべてのシステムをダウンさせる必要がある」
ハーロック「推進装置もか?」
ゼロ「なにもかもだ。つまり逆噴射を止めた瞬間,火龍は無防備のままヘルキャッスルの重力に引き寄せられ続けることになる」
ハーロック「わかった。火龍がセントエルモ砲を発射するまで,俺達が支える。ゼロ…」
ゼロ「なんだ?」
ハーロック「共に戦えてよかった」
ゼロ「ああ」

ゼロ「全システム,ダウン!」
マリーナ「全システム,ダウン」

システム停止とともに,逆噴射も停止。敵の重力に逆らう力を失った火龍は,そのまま重力に引き寄せられていく。また,シールドを展開できなくなり,砲撃も直撃してしまう。
逆噴射しても重力に引き寄せられていたくらいなので,逆噴射を止めたら一気に引き寄せられてしまうような気が……。シールドを展開してても大変な被害なのに,シールドを展開しなくなったら果たして大丈夫だろうか。いや,大丈夫じゃないのはわかってるけど,セントエルモ砲を撃つまで本当に耐えられるのだろうか。

アニメだからそのあたりは微妙にごまかすんだろうと思ってました。他のアニメだって,天下のヤマトだって,そうだったし,別にたいした問題じゃないなって思ってました。まさか,もっとすごいことになってしまうとは……(あとは下を見てくんなせぇ)。

○20秒の不思議
フェイズ「重力圏につかまりました,加速しています」
海原「エネルギー充填開始!」
バトライザー「セントエルモ砲発射までマイナス40秒。39,38,37……」
ゼロ「頼むぞ,ハーロック」

ヘルキャッスルの重力にどんどん引き寄せられる火龍。

ハーロック「いいか,敵の力をこちらへ向けさせろ」
ヤッタラン「よっしゃ」
トチロー「まかせなさい。きっしっし」
ルビア「ゼロとやら,援護するぞ」
ゼス「ふふふふふふふ,死ね!」
ハーロック「撃て!!」

艦隊の砲撃がヘルキャッスルに直撃,先ほど同様に大破させる。その攻撃に腹をたてたゼスは,攻撃を火龍からデスシャドウ他艦隊へと向ける。

ゼス「ええい,うるさいハエどもめ,皆殺しにしてやる」
ハーロック「よし,こっちに引き寄せろ」
ルビア「見ていろ」
トリさん「クェー」
エメラルダス「トチロー」
トチロー「まだまだ。火龍の盾となるとはいっても,ただの射的の的とは違うってところを見せてやろうじゃないか。面舵いっぱい,上昇!」

エメラルダス号は敵の攻撃をかわしながら上昇し,攻撃する。敵はエメラルダス号を執拗に狙うが,エメラルダス号はさらりとかわす。

トチロー「うっしっし,これでよし」
ゼス「ふふふふ,ふはははは,ふはははは,甘い!」
ハーロック「何!? こっちだ」
ヤッタラン「くらえ」
ハーロック「撃てぃ!!」

そんなトチローの陽動作戦も,あまり通用していなかった。
っていうのを20秒でやるのは,ドラゴンボールZの孫悟空VSフリーザ戦のときのような無理が。
エメラルダス号のやりとりのシーンは,正直,何がやりたいのかさっぱりわからんかったので,たぶんこういうことだろうという想像のもとで書いてます。

あと,ルビアのセリフで ゼロとやら というのがありましたが,なぜ“とやら”なんだろう。11話で通信を使って話をしてるのに。知らない同士でもないのに。

○石倉マジック
ゼロ「まだか,セントエルモ砲はまだか!!」
バトライザー「まだです,19,18……」

セントエルモ砲発射準備の影響か,被弾による影響かよくわからないが,艦橋で放電現象が起こる。

火龍クルー「被弾! 被弾!! ○○○○で火災発生」
ゼロ「メイン区画以外はすべて放棄せよ!!」
火龍クルー「救護班,救護班,○○区画で火災発生!! ○○区画で火災発生!!」
石倉「消火班,急げ!」
火龍クルー「砲撃室,火災発生! 機関室破損甚大!! 負傷者多数! 機械化人クルー20〜30! 人間クルー40! 救護班,救護班!」

石倉が消火に向かうため通路を駆ける。
敵の砲撃を食らって爆発が起こる。
救護班が負傷者を運ぶ。
整備場,火災。
艦橋では酸素マスクを着用。爆発による衝撃と,放電。
砲塔に敵の砲撃が直撃し,破損。
消火班による消火作業。
火災現場で倒れている人々。
倒れている機械化人。
火龍から外へ飛ばされる機械化人。
(上記説明はぶつ切りのシーンの連続です)
バトライザーが18って言ってるそばから,どうしてそんなに多くのことができるのだろう。特に石倉くん!! あんたどうやって消火作業に向かったのか。副長補佐席を立って,消火準備を整えて,消火班と合流して廊下を駆けるってのはいったい何秒で実行しているのだろうか。謎。まさに石倉マジック。

機械化人が外に飛ばされているということは,火龍外壁に穴があいてしまっているということだろうと思うし,艦橋で酸素マスクっぽいものをつけているのは,おそらく空気が減少しているということなのだろう。いや,そもそも酸素マスクなのか? 酸素マスクだとしたら,なぜ銀河鉄橋を超える時に,使用しなかったのか。
#っていうかいきなり機械化人が飛ばされてもわけわからんって

しかし,あの放電はやりすぎだと思ったのは私だけかなぁ。放電現象の原因はセントエルモ砲にあるのか,火龍の破損にあるのかは不明だけど,あれだけの放電があったとして,おそらく生身の人間も機械化人もタダじゃすまないと思うが……。

○2回目のCM
・GHQのCM
・白鳥英美子のCM
・AT-X

○セントエルモの灯
石倉「救護班,急げ」
グレネーダー「石倉,早くドアロックしろ」
石倉「予備電源が切れてる」
グレネーダー「ぬぅわ〜」

爆発。

グレネーダー「馬鹿やろう,手動だ,手動で閉めろ!! どけ,どけ石倉!!」

グレネーダーは手動で扉を閉めた。その時,セントエルモの灯があらわれた。

グレネーダー「!? はじまったぞ,もう一息だ」
火龍クルー「セントエルモの灯だ,セントエルモの灯だ」
海原「はじまったぞ」
「はじまったばい」
海原「だめじゃ,また干渉おこしとる。このままエネルギーを艦内にとどめると,爆発するぞ」
ゼロ「わかってる!」
火龍クルー「プラス磁極エネルギー充填75%。マイナス磁極エネルギー充填86%。メインヘリウム3融合炉,臨界まで30。セントエルモ砲への回路接続完了です」
ゼス「な,なんだ,あの光は!? 小賢しい蛆虫め。ふははは,見てろ!!」
海原「過剰エネルギーを集めて,船外へ。船外へ排出するんじゃ」
石倉「わかりました。カートリッジ充填,準備」

艦内にとどまるエネルギーをカートリッジにおさめ,艦外へ排出。
カートリッジが火龍から排出される時,重力の影響を全く受けてないのが気にかかった。

○ルビア艦,轟沈
アクセルーダー「さ,みんな,退避シールドに入ってください」
「だめばい,体が重くて言うこときかんばい」
海原「間に合うか,セントエルモ砲!!」
バトライザー「私は熱くありません。私は○○します」
ゼス「死ねぇ!!」
ヤッタラン「敵弾多数,火龍に向かってまっせ!!」
ハーロック「前進全速,火龍の前に出るぞ」
ヤッタラン「重力圏にでっか!? キャプテン!!」
ハーロック「デスシャドウはいい,火龍さえ生き残れば。取り舵,いっぱい!!」
マリーナ「ハーロックが火龍の前に出ます」
ゼロ「ハーロック!!」
ルビア「我も続く! わが種族のかたき!! 地獄へ落ちろ!!」
マリーナ「ルビア艦もでました」
ルビア「見ていろ〜」
ヤッタラン「前部砲塔,被弾!!」
ハーロック「耐えろ!!」
ヤッタラン「キャプテン,もうあかんで!」
ハーロック「俺はあいつを信じる!!」

ルビア艦が敵の砲撃に直撃,大破。

ルビア「うわぁ!!」
ヤッタラン「ルビアの艦がやられとる」
ハーロック「耐えろ,火龍を,守るんだ!」
ルビア「この戦いに負ければ,地球はもちろん銀河の全てが暗黒になる。わが種族の血塗られた歴史に終止符を打つために……戦う! …ゼロ,共に戦った友と酒が飲みたかった……ハーロック,後は頼む……」

ルビア艦,轟沈。

ヤッタラン「ルビアの艦が…やられてもうた…」
ハーロック「火龍を守れ!!」
やっぱりルビアさんお亡くなりになりましたか。そんな予感はしてました。 ルビア艦の爆発シーンがちょっといただけなかったです。

○ヘルキャッスルの最期
ゼロ「フェイズ離れろ,電磁波が来るぞ!!」
石倉「フェイズ!!」
フェイズ「私に近づかないでください,危険です!!」
石倉「フェイズ!!」
フェイズ「力仕事なら…まかせてください…なんでもやりますよ」
石倉「フェイズ!?」
ゼロ「ドクトルに連絡しろ,早く!! フェイズ,しっかりするんだ!!」
海原「ん!? 艦長! 機関出力が落ちとる!!」
ゼロ「何!? 原因はなんだ!?」
バトライザー「原因不明,危険! 危険!」
石倉「艦長,機関部の温度急上昇,危険です!!」
ヘルマティア「ふふふふふ,愚かな者ども。どこまで耐えるというのか」
ゼス「死ねぇ,死ねぇ,みんな死ねぇ」
ゼロ「発射行程中止! 機関部要員は全員退避せよ!!」
石倉「艦長!!」
火龍クルー「こちら機関部,復旧作業死守します。発射行程続けてください,続けてください」
ゼロ「くそう!!」
アクセルーダー「艦長…私は大丈夫です…」
「やっとここまで来たとに」
ゼロ「これまでか……!」
ヤッタラン「キャプテン,火龍が燃えてまっせ…」
エメラルダス「トチロー,火龍が……」
トチロー「ジ・エンド……なのか…!?」
マリーナ「!! 冷却装置……!」

マリーナはトチローの言葉を思い出していた。水冷による冷却を行えば……そう思ったマリーナは自ら機関部へ向かった。温度上昇によりもはや安全が保証できない機関部へ。

海原「こりゃ,どうしたことだ!? 艦長,冷却装置が働いております!」
ゼロ「なんだと!?」
マリーナ「ゼロ……」
ゼロ「マリーナ!」
マリーナ「撃って,セントエルモ砲を…撃って,ゼロ!」
ゼロ「よし,わかった!!」
マリーナ“ゼロ,撃って!! セントエルモ砲を!!”
「艦長! プラス10秒で発射できっとですが,メインコンピューターが立ちあがらんばい」
海原「それじゃロックオンできんぞ! 目視するんじゃよ,雷!!」
ゼロ「構わん,目視!! …………見えた!!」

セントエルモ砲,発射。しかしなかなか砲撃の制御が難しい。

ゼロ「くそっ,静まれ!!」
ハーロック「ゼロ! 頼む!!」
トチロー「きっしっし,お見事!」
ゼス「な,なんだ,このエネルギーは!? うぉぉぉ,うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

セントエルモ砲はヘルキャッスルをおおいかこみ,直撃。ヘルキャッスル,撃沈。
なんか,フェイズのシーンのあたり,動きが変だった。

さて,マリーナさんはどうやって冷却したんだろう。
マリーナさんが勝手に機関室に行った時は,わが青春のアルカディアのトチローみたいに自分の体を使ってなんかするんじゃないかと想像してましたけど,どうもそうではないような感じだし。いまいちわかりづらかったんだけど(っていうかわかんなかった),時間的に水冷システムを構築してるヒマもないし,仮に自分の体を使って冷却するにしても,マリーナさんの体は小さすぎるし。可能性としては11話でマリーナさんがなにかいじくってたんで,その時にこっそりと水冷できるように細工していたのかな。

ヘルキャッスルの至近距離にいたデスシャドウ号と火龍が爆発に巻き込まれなかったのが不思議。

○その時私は冬の到来を感じた
ゼロ「マリーナ! マリーナ! マリーナ!」

ヘルマティア「人間とは,なんと恐ろしくもおぞましい生き物なのだ。信じがたい程の憎しみを乗り越え,種をこえて力を合わせるなどということができるとは。奴らを甘く見てはならん。奴らは奇跡を起こすのだ。人間と機械化人の共存という奇跡を」

マリーナ「ゼロ…」
ゼロ「マリーナ,マリーナ……」
マリーナ「ゼロ…」
ゼロ「マリーナ…」

ヘルマティア「まぁ,よい。いいデータが取れた。作戦を終了する。帰還せよ」
「はっ,本部に帰還します」

ハーロック「終わったな」
ゼロ「ああ」
トチロー「一時はどうなることかと思った。やっぱり最後は勝つんだな」
ハーロック「さて,敵は倒したが,まだやりのこしたことがあったな」
ゼロ「ほう,覚えていたか」
ハーロック「どうした,俺を捕まえるんじゃなかったのか?」
ゼロ「お前の容疑は晴れた。それに捕まえておくには,少し惜しい」
ハーロック「ふ…,どうだゼロ。軍なんてつまらんところはやめて,俺達と一緒に来ないか?」
ゼロ「いや,俺は地球に戻り地球再建をはかる。俺には俺しかできないやり方があるはずだ」
ハーロック「そうか。お前に海賊は無理だ」
ゼロ「貴様にも軍人は無理だ。また会おう,ハーロック,トチロー」
ハーロック「さらばだ,友よ」
トチロー「うん。大切なものを守りとおすんだぞ」
ゼロ「ありがとう,そうするよ」
トチロー「じゃ,さらばだ」
ゼロ「出航準備!」
マリーナ「出航準備」
アクセルーダー「…? 艦長,針路は?」
ゼロ「明日だ,アクセルーダー。地球の明日に向かって行くぞ」
アクセルーダー「針路,明日に向かって!」
海原「機関全速〜」
石倉「機関全速」
ゼロ「出航!!」

おわり。
ヘルマティアさんが乗っていたのって,デスバデーターに似てたような。

ラストシーンがかなり寒かった。針路,明日に向かって。寒っ。

ルビアさんの轟沈は放ったらかしか……。あと,シルビアーナさんも放ったらかし…。

○最後のCM
・バンダイビジュアル フィギュア17 DVD&ビデオ
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・AT-X

○【総評】
ということで全13話終わっちゃいました。
11話あたりからイヤな予感がしてましたが,ラストで遂にやっちゃいました。なんか最後で台無し,って感じがします。見終わって脱力です。感動もなにもありませんでした。
全13話の中でいいものを選ぶとしたら,個人的には5話,6話,9話。
逆にダメなのは圧倒的に3話。そして今回13話を追加されました。ついでに,結果的にその話に繋がることとなった12話もだめです,はい。

全13話全体的な評価としては,一応ギリギリ及第点。ゴールデンタイムなのに見るに耐えがたいアニメもありますから,それに比べたら…。でもまぁ,ゲーム版のほうがかなり面白かったです。

ビデオ・DVD最終巻に収録される未放映エピローグはスタッフ総入替ってのもいいかもしれない。作画監督に増永さんあたり迎えて。とりあえず脚本に藤本信行さんは勘弁して欲しいッス。


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