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ツッコミ日記 Encylopedia


[日記] 2009/01/23 赤毛のラン [長年日記]

2009年01月30日 00:07更新

赤毛のラン

毎日、東京メトロ東西線から都営地下鉄大江戸線を経由して東京メトロ有楽町線に乗り換える、ということをやっています。

こんな感じ。

東京メトロ東西線 門前仲町駅

||乗換

都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅

|1駅

都営地下鉄 月島駅

||乗換

東京メトロ有楽町線 月島駅

大混雑するわけではないし、乗り切れなくなることも滅多にないですが、ちょうど乗換駅が隣接していることもあり、面白い戦いを見ることができます。

電車に乗ると、とにかく誰よりも早く降りたい人はドアの近くに陣取ります。この位置は早く降りられるかわりに、停車ごとに外へ出なければなりません。停車ごとに外に出るのが面倒な人はできるだけドアから離れます。その場合、降りたい駅に到着してもすぐには出られません。吊革を確保して体勢を整えたい人は座席側へと行きます。

それぞれにメリット・デメリットがあるわけですが、上述の乗換えの場合、隣接していることからドアに近い位置にいてもデメリットがありません。そのため、できるだけ最後に乗ろうと考える人が当然出てくるわけです。電車が到着してドアが開き、人が乗り始めると、その列の最後尾付近に人がさらに集まりだします。さっき並んでた人の数より、あきらかにかなり増えてるよね? な状況です。

さらに最後尾付近は乗る際もけん制しあってます。先に乗ってしまうと後から人が乗ってきてしまいます。ドアにもっとも近い場所にいることができるのは3〜4人程度なので、その最後の3〜4人になろうとするわけです。だからといって本当に最後に乗ろうとするものなら、乗り切れなくなる場合もあります。無理に押し込んだところで妙な体勢になったり圧縮されてしまった人による反発もあるわけで、さらなる戦いが勃発します。そして隣の駅でドアが開くものなら、即座にダッシュで降りて改札に向かう人の姿を見ることができます。

まぁ、本当に混雑している駅での激戦に比べてばウンコみたいなものですが、逆に激戦じゃないから余裕があって面白い戦いだなと思えてしまうのかもしれません。

さて、そんな戦いが繰り広げられている朝の大江戸線門前仲町駅ですが、赤毛でものすごく目立っている人がいることに最近になって気づきました。時間帯が時間帯で場所も場所ですからどうしても多くが黒なり茶なりと地味な色が多い中に赤い色がいるわけですから気づいて当然といえば当然なのですが、普通の生活で赤く染めている人は初めて見たので衝撃的でした。その赤い人もできるだけドアに近いほうが良いらしく、できるだけ最後に乗ろうとしています。何しろ赤いから記憶に残ってしまうんですよね。今日もあの人だ、みたいな感じで。

その人は月島駅に到着してドアが開くと、ものすごい勢いでダッシュしていきます(しない時もあります)。ただ、途中でダッシュをやめてしまうのか、途中で追いついちゃうんですよね。というか追い抜いちゃうんですよね。とりあえず3倍早いとかいうわけではないようです。まぁ、ダッシュするのはその人だけじゃないんですけど、目立っちゃうんですよね。やっぱ。

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