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ツッコミ日記 Encylopedia


[FF] セシルの日記 13 [長年日記]

2008年01月30日 08:05更新

セシルの日記 13

月に降り立った。一応空気はあるようだ。安心した。周りは緑も何も無い殺風景なところだった。不気味な化け物はいるのだが、人の気配がしない。大丈夫だろうか。とりあえず東のほうに見える大きな建物を目指すと、そこでフースーヤという老人と出会った。

老人曰く、月の民は長く深い眠りについているという。そして、今回の一連のことはすべて悪しきゼムスという男の仕業ということがわかった。とにかくそいつをなんとかしないといけないようだ。その前にゴルベーザを止めなければならない。そうしないと、青い星を滅ぼすべくクリスタルの力を使ってバブイルの巨人とやらが目覚めてしまうのだそうだ。とにかく、ゴルベーザを止めて、ゼムスをぶっ飛ばす、そういうことだな。長かった旅も終わりが見えてきたぜ。

青い星へ戻ると、もうすでに巨人が復活していた。

月に行かずに真っ先にバブイルの塔をぶっ壊せばよかったんじゃないか?

フースーヤに空気読めと言われた。みんなの目線が痛い。はいはい、俺が悪かったですよ。空気読めてませんでした。ごめんなさいね。

巨人はあたりかまわず攻撃しはじめた。このまま世界中の町や城を破壊するのだろうか。どうしたものかと思っていたら、各国から応援が来た。彼らの猛攻撃に巨人がたじろぐその隙を狙って内部に侵入し、制御システムの破壊を試みることになった。とはいえ、早くしないと外のみんなが危ない。それほど時間的余裕は無い。にもかかわらず、俺達の目的を阻むべく、かつて倒したはずのゴルベーザ四天王が現れた。今度は協力して戦う、のだそうだ。

やばい。

……と思ったら1人ずつ順番に戦うだけだった。どのあたりが協力なのだろう。4人いっぺんにこられたらさすがにヤバかったが、しょせんは自分が勝てばそれでいいと思っているような奴らは敵じゃない。

四天王を倒したものの、どうもこのあたりに不穏な気配を感じる。特にフロアの中央付近に嫌な感じがするので、そそくさとその場を立ち去った。

俺達はそのまま勢いで制御システムを破壊。迎撃システムの透過レーザーに苦労させられたが、なんとか巨人を止めることができた。それにしても回復システムから破壊しろ、とフースーヤは言ったが、迎撃システムから破壊したほうが楽じゃないか。あいつ、絶対ボケてる。ゼムスを倒しに行くと言っていたが、大丈夫か。ちょっと心配だ。俺達も行ったほうがいいように思うのだが。

フースーヤと入れ替わりでカインがまた仲間になった。こいつも大丈夫か、一番不安だ。

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