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ツッコミ日記 Encylopedia


[日記] 2006/12/06 ヨドバシに行ってみたら [長年日記]

2006年12月13日 01:53更新

そこに異様な光景が

仕事帰りにPCの周辺機器の価格調査などの目的でヨドバシAkibaへ訪れた時の事。

一通り目的のものをチェックし終えた私は、最後に6Fのゲーム売り場に行ってみた。エスカレーターを上がり終え、売り場に入ろうとした私の目に入ってきた光景は、なんとも言い様のない異様なものでありました。

ヨドバシAkibaの6Fゲーム売り場には8台のレジが横に並んでいる。そのレジコーナーの正面は客が並べるようになっており、1人ずつあいたレジに行くようになっている。銀行のATMコーナーのような感じだ。その並ぶ場所の外側は一般客が通る通路となっている。目に入ってきた光景はその通路いっぱいにレジのほうを見つめる大量の客だった。

レジに並ぶ人が溢れているわけではない。なぜなら、レジに並ぶ空間には誰もいないから。レジが止まっているわけではない。店員はいつでも来いやと言わんばかりにレジに待機している。つまりその誰もいない空間を挟んで、レジを見つめる人達が大量にいるのである。

いつもなら通れる通路が通れなくなっているため、仕方なくその後ろのほうの通路を通ってみた。群集の背後からものめずらしいものを見るかのように反対側へ出て売り場をあとにした。あの後どうなったかは知らないが、たぶんしばらくあの状態だったのだろう。

実はこれ、Wiiのゲリラ販売を待つ人々だ。店員は完売と言うが、誰もその言葉を信用する人はいないのである。

なぜなら完売と言いつつ緊急入荷と称してゲリラ販売を火曜まで連日にわたり1日何回も行ってきたからだ。

Wiiがあるか尋ねる客に「完売」と即答し、次はいつ販売するか尋ねる客に「未定」と即答する、そしてエスカレーターを降りたすぐの場所に中国語などで「完売」と書かれたビラまで貼っている、それにも関わらずゲリラ販売。中には無いと言われ諦めて帰路についた、たった15分後にゲリラ販売されたという人もいるようだ。そんなことを連日やっているわけだから、結局誰も店員の言葉を信用せず、ただひたすらにWiiの販売を待っている……、とまぁ、そんな状況だったようである。

転売屋対策や人が殺到しないようにするための対策でもあるのだろうけど、やりすぎるとこうなるってことで。

っていうか、結構多国籍な感じのする群集ではありましたが(笑)

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