第12話 「発進」
■登場人物
沖田十三
古代進
森雪
島大介
佐渡酒造
羽黒妖
ミーくん
地球防衛軍ゴミ(男(司令))
地球防衛軍ゴミ(女)
地球防衛軍はげおやじ
地球防衛軍その他の人達

■登場メカ
宇宙戦艦ヤマト

■ストーリー
ヤマトが地球周回軌道上にいたころ,はるか30万光年の彼方では,移動性ブラックホールが銀河系へと近づいていた。一方ヤマトでは,残る月面居住区の乗組員……かつてのヤマト乗組員の末裔ではなく,全く新たな乗組員を乗せるのみ,となっていた。そして,ヤマトは月へ向かい,発進したのだった。
■移動性ブラックホールの現在位置
太陽系から30万光年離れた距離に移動性ブラックホール(5個)は,いる。一番大きな物で,直径3000万km。5個が連動して,銀河系へと向かっている。

なお,地球の直径は約1万3000kmです。木星でさえ,約14万3000kmです。 ちなみに太陽の直系は,約140万kmです。 ということで,この移動性ブラックホールがかなりデカいものだということがおわかりいただけましたでしょうか。

■ヤマト自身,改良を遂げて
アルカディア号とかエメラルダス号とかそういうのを連想してしまうけど,ヤマトにはそういう戦艦自身に意思や人格を持っているという設定は,あまり似つかわしくないなぁ…と感じる。

■アナライザー
この時点ではまだ乗ってません。さて,どこから乗ってくるのかな。まほろばから乗ってくるのかなぁ。

■月面居住区からの乗組員
月面居住区に新乗組員が待機しており,それを収容すると,ヤマトは大航海に旅立つ。 この乗組員は,かつてのヤマト乗組員の末裔ではなく,新しい乗組員。

■羽黒妖と2000年問題(笑)
「最初の1000年は人の世を呪い,人の不幸を願い,歯ぎしりして復讐を誓った悲しい想いの年月」 「そのあとが,安らぎと悟りを与えてくれた1000年」

前者が,退治された時の恨みで,後者はまほろばに乗ってからの1000年ということでしょう。 ということで,このあたりは,あとになると本編で詳しく語られます。

名前の由来…羽黒妖。これ,山形県の羽黒のことではないかと予想。奥の細道で,殺生石も羽黒も出てくるし。でも,もともと羽黒妖と殺生石を結びつけるというのは,奥の細道を行くという番組で思いついた設定らしいので,そもそもまほろば時代にどういう意図でこの名前をつけたのかについてはわかりません。

■ヤマト,月へ向かう
ヤマトは地球周回軌道を離れ,月面にあるコペルニクスクレーター都市と暗号通信しながら月へ向かう。なお,この暗号は地球防衛軍には解読できなかった。まぁ,暗号なんてそんなもんです。

■新宇宙戦艦ヤマト スペース通信 Vol.6
ワンダースワン版宇宙戦艦ヤマトの紹介記事。それから,イベント告知。


トップページへ