●零次元劇場 1 永遠のライバル
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メーテルとエメラルダスは姉妹であり,そしてライバルだった…。
エメラルダス「メーテル…,今日から私達はライバルよ」
メーテル 「ええ…」
エメラルダス「どちらが,より魅力的な“少年”をみつけるか,勝負よ」
メーテル 「容赦はしないわ…」
それから○○年後…
エメラルダス「うちの広は,自分で宇宙船を作って飛んでるわ。どう?」
メーテル 「鉄郎は機械伯爵を倒したわよ。機械帝国も滅ぼしたわ」
エメラルダス「あれは私達の手助けがあったからでしょう?」
メーテル 「あら,そんなこと頼んでないわよ」
エメラルダス「……あなた,性格かわったわね……」
メーテル 「そう? 999で時の輪を巡ってるからかもしれないわね」
エメラルダス「そう…… そういえば忘れるところだった。
あなた,少年をとっかえひっかえじゃない! 反則ね!!」
メーテル 「とっかえひっかえしてはいけないとは言ってないわよ」
エメラルダス「………………………」
ハーロック 「ちょっと待ったぁ!! うちの台場を忘れてもらっては困る!!」
メーテル 「あなた,関係ないでしょう」
エメラルダス「引っ込んでなさい!!」
ハーロック 「うぐっ,トチロー,お前も何か言ってやれ」
トチロー 「何か言えったって,俺には美少年しかないぞ?」
少年をめぐる戦いはまだ終わりそうにない。
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