零士 FUTURE 2008

12/5(金)、お台場で「零士 FUTURE 2008」が開催されました。 イベントは二部構成で、第一部は松本先生のサイン会、第二部は豪華ゲストと松本先生によるトークライブとなっています。 入場にはチケットが必要で、前売券が11/1(土)よりローソンチケットにて販売開始されました。

「零士 FUTURE 2008」


○第0部 サインに絵が入るかの瀬戸際

96人の参加者のうち、抽選で30人だけがサインに絵を入れてもらえる。
……ということで、その発表がどのタイミングでされるのかと思ってたら、当日会場に行ったら、外の窓に紙が貼り付けてありました。
開場前の時点で一喜一憂するという状況で、私は残念ながら選外でした。
ちなみに私の両隣の番号は当選。ちょっとしたタイミングで天国と地獄の分かれ目ですね(笑)

○第1部 サイン会&物販 その1

入ってすぐのところレジ横でZERO Goods Universeが新作のセレンなどを出していました。
個人的には、飾ってあった「大怪獣」のほうに興味が沸きました。先生が80年に描いたゴジラポスターをもとにした立体もので、最終的にはソフビになるのですが今回は原型が展示。撮影不可だったので画像とかはありませんが、大きさはだいたい30cmくらいですかねぇ。原型の状態では結構いい感じでした。半分くらいの大きさでレジンキャスト製とかだったら欲しいかも。
入り口正面にはアニメワールドスターさんがいて、銀河鉄道物語のグッズなどが。
その隣、ちょうどステージのあたりで銀河鉄道物語のドラマCDの先行予約を行っていました。予約した人には先着100枚までポスターがプレゼントされており、矢薙さん自ら予約の受付とかやっていたのが印象的です。
さらにその隣では板橋さんの同人誌やグッズの販売が行われておりまして、さらに奥に行くとリバティさんやその他もろもろのお店の人がいろいろと展示販売しておりました。
秋に発売されたダンガードAやエメラルダス号もありまして、エメラルダス号は結構出来がいいんですよね。ワンフェスで見たときも思いましたけど、あれは現物を見せたほうが購買意欲は高くなる品だと思う。
物販はサイン会が終わるまで実施されておりました。

○第1部 サイン会&物販 その2

次にサイン会。
まず当選した30人からサインを書いてもらいました。
その模様はスクリーンに映し出され、どんな絵を描いてもらっているのかがわかるようになっていました。それもあって、参加者はみなスクリーンに釘付けで、デジカメなどで撮影する人も続出でした(無論、私も)。
前回同様に今回も絵のリクエストOKで、メーテルと描いた後に鉄郎を付け加えてさらに999号も付け加えたり……な状況で、先生もノリノリで描かれていたようです。

当選30人終了後は、それ以外の人が番号順にサインを書いてもらうことになりました。
……が、ちょっと様子がおかしい。
なぜか絵が入ってる。
せっかく来てくれたのだから、と、先生のサービスでメーテルを描いたようです。ただ、私の直前で主催側から「時間が無いので」ということで絵を入れないように話をしたようでした。それで先生ちょっと考えて、「じゃあこれで最後。せっかく来てくれたんだし」ということでギリギリ、メーテルを入れてもらえました。その後は、小さく描かれたメーテルとサインという構成になったようです。
そんなこんなでサイン会は予定をだいぶ過ぎて18時ごろに終了。

○第2部 トークショー

物販の撤収とトークショー準備のために30分ほど待たされる。
その間、食事する人、まったりする人、などなど。

そして18時半、イベント開始。
伊藤秀明さん
こんひろしさん
板橋克己さん
麻上洋子さん
松本零士先生
の順番に登場して各人が軽く挨拶。シークレットゲストは、こんひろしプロデューサーでした。

トークショーに入る前に、まずプロモーションが行われました。
(1) プロモーションその1 銀河鉄道物語
矢薙さん、辻谷さん、アリス役の人、オペレータ役の人の4人が登場し、作品のことを紹介。紹介内容自体は公式サイトに出ている内容です。

(2) プロモーション その2 スタンレーの魔女
最初にプロモーション映像が流れ、プロデューサーが登場して軽く説明。

プロモーション後、トークショーが開始しました。
トークショー全体のMCとしては伊藤さんがつとめ、画像を見せながらそれにまつわる話をするという形式(松本先生を中心に各人に話をふり、トークが進んでいくというスタイル)でした。
コンセプト的には、“宇宙戦艦ヤマトのルーツを探りながら先生の歴史を振り返る”という内容だったとのこと(…と後で知った)。

ここから先は何の画像が出たのかと軽くメモった内容を書いていきます。

・ララミー牧場 表紙
漫画少年新人王の話からはじまり、18歳で状況して少女漫画を描いてた話。
ララミー牧場の話として、本編16ページと同時に別冊48ページも描いていて大変だったという話。

・電光オズマ 表紙
自作のマルチプレーンを用いた実験的な表紙であるという話。
アクリル板(だったかな)を実際に銃で撃った弾痕を使用した表紙であるという話でした。

・メトロポリス
・ラインの小箱
・スーパー99
・少年プラズマ戦隊
ここで板橋さんの話。
板橋さんが零士社に来た時は、まだ高校生で在学中だったのだそう。ちょうどセクサロイドが連載されていた頃に、先生のスタジオから卒業式に行ったそうです。

・こりすのきょうだい りぃとすぅ
・はくちょうのおうじ
・ながぐつをはいたねこ
・光速エスパー
・火の森のコーシカ
この画像が出たときに、ニュースでお伝えした新作漫画の話がちょろっと出ました。

・第3生命体
・インパールの雪
COMの話になったところで、板橋さんがかつてCOMに投稿していたという話になりました。10数本描いていたそうです。ただ、原稿が戻ってこなかったとのこと。

・妄想鬼
・模型の時代
・ヤマビコ13号
・男おいどん
・大宇宙の魔女
・火星の戦士 野獣の都
・異次元の女王
・暗黒界の妖精
・恐怖の疫病宇宙船
・ワダチ
・暗黒神のくちづけ

・ヤマトの初期設定をいくつか(初期案、内部構造や完成版など)
このあたりからヤマトに突入。
・ヤマトのセルや波動砲アップの設定、背景を入れたものなど
・パイロットフィルムの絵コンテ
・パイロット版ヤマト
・メーターだらけの絵
・ガミラス艦(初期まだら模様)
・ヤマトの人物設定
・その他ヤマト関連、美術設定など
・絵物語ヤマト
・最終回のころの麻上さん
・麻上さんのオーディションテープを流す
・セルなど
・原画など
・プレイコミック用のピンナップ
原画が行方不明になっているそうです。

・ダンガードA
・ヤマトのちらしや記事など
・ハーロック
・スタージンガー
・999の設定画やセルなど
・メーテルリンクの青い鳥
・大四畳半大物語
・1000年女王
・さよなら銀河鉄道999
・わが青春のアルカディア

ここでトークショーが終了。
時間は20時30分。その後、ファンから(という名目だけどイベントスタッフから)花束の贈呈。
そして、プレゼント抽選会。
賞品は、
・銀河鉄道物語ポスター(松本先生、麻上さん、矢薙さんサイン入り)(1名)
・零士FUTURE2008ポスター(全員のサイン入り)(1名)
・ノベルティテレカ(2名)

以上で、イベントは終了。


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