ロボフェスタ神奈川2001 スペシャルイベント「宇宙の夢を語る」


○プログラム

13:30 開場
14:00 開会挨拶 相模原市長 小川勇夫
14:04 オープニングアウト
14:12 講演 土井隆雄 (宇宙開発事業団 宇宙飛行士)
15:00 休憩
15:15 座談会
   土井隆雄 (宇宙開発事業団 宇宙飛行士)
   松本零士 (日本宇宙少年団 理事長)
   的川泰宣 (文部科学省宇宙化学研究所教授)
15:45 質問タイム
16:00 終了

実際には,少し講演会が少し早く終わってしまい,15:00から座談会がはじまりました。
○座談会の内容

松本先生が話した部分だけピックアップします。 ただ,自分の言葉で書いてしまっている部分が多々あります。 それから長い話の中の一部を書いてますから,前後関係が合わないものもあります。 以上,ご了承ください。

○ロボットを最初に描いたのは
最初に描いたのは小学三年生のころに「人間タンク」。 その後単行本で「宇宙作戦第一号」があってそこでロボットを描いている。

○宇宙服を着たことがありますか
宇宙服を着る機会があったが,それが女性用で私は着れなかった。同行していた女性スタッフが着た。

○宇宙飛行
日本が自力で有人宇宙飛行できると信じている。 それができてはじめて国際的に肩を並べることができる。 いまのままだと将来,宇宙飛行士がみじめな思いをするのではないかと思う。

何十億で宇宙へ飛んだ人がいますが,私はタダで飛びたい(笑) 自分の目で真実を見て,そして見てきたようなホラを吹く。 たとえ帰って来れなくてもいいです。

○SFについて
同じようなことをしてる人は,同じようなところを歩いて,同じような本を読んでいるものですね。 先日小松崎さんと話した時に,自分が昔読んだ同じ本を読んでいたことを聞きました。 HGウェルズさんは私と同じで,アフリカを歩いているんです。

○みなさんにコメントを
私のスローガンは「時間は夢を裏切らない。だから夢も時間を裏切ってはいけない」

自分が死ぬ時に,自分の一生は面白かったなと思えたらいいですね。

他人の言葉は参考にしても,惑わされることなく自分で判断せよ,と。

いまいろいろな事件がありますが,命を軽視しすぎている。いつか鬼のいない国になって欲しい。
○質問タイム

○自分ならどんなロボットを作りたいですか?
自分のコピーを何体か作って楽をしたいが,たぶん自分と同じなら,そのロボットもサボって他のロボットにまかせるでしょう(笑)

自分の脳波や思考を読みとって,話や絵を作ってくれるロボットがいい。 頭の中では何万倍ものことを思い描いているが,実際に書こうとするとその1部しかでてこない。

#他には,自宅にAIBOがいてポチという名前をつけている話をしてました
○感想など

当日ですが,入り口に「当日券」なるものを配ってまして,先着200名入ることが出来ました。 招待券入手できず諦めていた方,申し訳ありませんでした。

さて,会場ですが,入ったところで,松本先生のグッズ売ってました。 ラナの時計とかフィギュアのアレです。

座談会ですが,早くはじまった分だけ少し長めに聞くことが出来ました。 松本先生は話し始めると長いです。いつものことですが,聞いてる方は結構ハラハラしますね。大丈夫かな,時間……って(笑) 上に書いたレポートは,はっきり言ってほんの一部に過ぎません。 話を聞いていて,これだと思ったキーワードを書きとめていたものを再び記憶に頼って再構成したものです。 もっと長く話してました。 自力での有人宇宙飛行のあたりとか,みなさんへのコメントのあたりというのはもっといいことを言っていたのですが,私の力不足でこの程度で申し訳ないところであります。

それから,私も松本先生と同じく,そういうロボが欲しいです。前から日記とかで言ってるけど(笑)

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